〈 Hospitalité 〉


ドイツで食べた 
生まれて初めてのプレッツェル
独特の苦味と塩味 そして その食感が
たまらなく癖になって
あの特有の飴色も 美味しさを一層醸し出し
私の好物パンのひとつ



その昔
イタリアから
ホームステイに来てくれた彼女が
作ってくれたパン
聞いてみれば 彼女はシチリア出身で
故郷では パスタに使うセモリナ粉で
パンを焼く という
セモリナ粉は粒子が細かいからか
弾力性があり かなりもちもちで
噛み締めれば小麦甘く 香りも良く
食べたことがない美味しさだった



ふたつとも ずっと作ってみたかったパン
思い切ってドッキングしてみた

食事パンにしたかったので
形はプレッツェル独自のあの形状
硬さにはせずに
丸パン風に仕上げて クープを1本
中には チーズを混ぜ込んで

どうなる事か かなりドキドキしたけど
両方の良いとこ取りで かなりのおいしさに

茹でるのは ベーグルと一緒
だからなお一層 クラストはカリッと
クラムはかなりもちもちで 
ソフトベーグルのよう
それでいて柔らかで きめ細かく
手で割れば それがとてもわかる
そして チーズの香りも飛び込んできて
これまた たまらない
これはもう 癖になりそう


セモリナプレッツェルバンズ

ドイツとイタリアのハーフな子
是非ご賞味あれ




salon75

小さな食卓を囲む会

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