〈 A Table! 〉


サーモンのムニエル
12月のA Table! 魚料理となります


このメニューは 思い出の料理
中学生だった頃
頭に三角巾を巻いて エプロンを着て
調理実習で作った 初めての魚料理でもあり



ムニエル(meuniere) は
フランス料理に使用される調理法のひとつ
日本でもなじみ深い
簡単に美味しくできる魚料理でもあります
食材に粉をまぶして
バターでこんがりと焼き上げる料理法
誕生したのは
フランスの粉専門店の娘が 
魚を料理している際に
うっかり粉の中に魚を落としてしまい
そのまま焼いてみたことが始まりで
思いのほか 美味しくできあがったため
この調理法が広がったんだとか


周囲に振った粉が
魚から出る水分を吸収するため
旨みが逃げにくいというメリットがあり
また焼き上げる際に
バターやオリーブオイルなどを
使用することで
淡泊な味わいの魚に
油分やコクをプラスすることができ
さらに 粉が振ってあることで
そのまま焼くよりも周囲がカリッと仕上がり
見た目にも良く 食感も楽しめる一品に
偶然の産物とは言え
様々な面で理にかなった料理方法でもあって


しかし 一口にムニエルと言っても
その調理法 知っているようで
なかなか本当の調理法を
知らない人が多いと思います
今回はきちんとしたレシピに従って
皮はカリッと 身はフワっと仕上げる方法を
お伝えしたいと思います
ちょっとしたコツと
少し気を付けるだけでできる 
本当に簡単な方法です



ソースはオレンジソース
一見 サーモンとミスマッチな感じがしますが
オレンジの爽やかな甘酸っぱさが
サーモンの旨味と融合して


とてもシンプルな一品ですが
なかなか美味しい一品になりました
もう少し ソースは改良しようと思います



飾って盛るのもいいけれど
最近は 盛り付けも テーブルコーディネートも
シンプルにいきたい と思うように
私が作る料理そもそもが 家庭料理ばかり
あまり装飾付いてないから 似つかわしくない
それ相応の仕方ができたらいいな と
コーディネートも盛り付けも
苦手なのでもありますが



最近は サタルニアの
ぼってりとした厚みのある白い皿が
大変 重宝




salon75

小さな食卓を囲む会

0コメント

  • 1000 / 1000